μ'sという存在。
えー、先日とんでもない情報が公開されましたね。
ラブライブ!フェス…ですか。
歴代ラブライブが一同に集結するそうで、そこにμ'sが出演するみたいですね。
はい。μ'sですよ。μ's。
世間一般の“アニメオタク”のイメージはラブライブ、特にμ'sから定着したんじゃないかなって思ってます。(特に他意はないです。)
痛バとか、法被、キャラフルプリントTとかこの辺じゃない?世間一般からどうかという点は置いといて。
ラブライブ!は「アイドルの教科書」なんて言われてるけど俺は違うと思う。
いや、実際アニメは見てないんでそんな大きな口叩けないんですけど(この事には後で触れますね)。
ラブライブ!がもたらしたのは、“声優がアイドルとして売れる”という事だと思うだよね。
楠田亜衣奈、三森すずこ、南條愛乃、久保ユリカ、内田彩、新田恵海、徳井青空、飯田里穂、Pile
この9人がアニメのキャラを模倣してライブをする。これってすごい事でしょ。
当時は声優=アーティストっていうのが“普通”じゃなかった。声優は声だけアニソンシンガーは声優やらずに歌だけっていうスタンスだった気がしてる。
でも今は?
いろんな人がソロデビューしてるよね。
さっき諸星きらりちゃんがflyingdogからソロデビューっていう話も聞いたし。
machicoだって声優やってるしそーゆー時代じゃんね。
だけどその道を切り開いてきたのはラブライブ!だと思うんだ。その分において平成が残した革新的な事としてラブライブ!μ'sってのがある。
まぁ、μ'sについてなんて誰かがもっと熱く語ってる筈だから中途半端な俺が何かあーだこーだいうことでもないしね。
ここからは俺にとってμ'sとはって事について。
俺がオタクになったきっかけは、小学校の時に仲よかった女の先輩に「とある魔術の禁書目録」を勧められた時かな。
そんでその時に「とある科学の超電磁砲S」がやってたんだ。それが深夜アニメを見るきっかけになったね。
それが2013年だね。
ラブライブ!が始まったのは2010年。
だから俺がオタクに踏み出そうとしてた時にはもうラブライブ!シリーズは始まってたんだね。
そこから俺が本格的な“アニメオタク”になるまで、2〜3年ぐらいかかった。声優とかについて調べまわってた時期だってあったし友達とアニメについて話してた時もあった。
だけどラブライブ!は触れてなかった。
スクフェスだけちょっとやってたって感じ。
ラブライブ!とアイドルマスターについては俺は世間一般的な“限界”のイメージを持ってたから敬遠してた。まだ一般人の感覚持ってたんだよ…
そんな中μ'sラストライブが開催された。
当然俺はラストライブに行く事なんて思いつきもしなかった。そもそもあんま興味なかったんだよ。アニメイベントとかライブとかってね。
それから高校に入学した。
高校から本格的に“声優オタク”又は“イベンター”に変化したんだね。見るアニメも結構絞ったしね。何よりバイトを始めてお金を手にした事によってイベントに行けるようになったんだな。
イベンターになった事でμ'sラストライブの凄さを知った。南條さんの膝のこととかね。
あれを知ってから公式に上がってるμ'sのライブ映像見たら普通に泣いたよね。ラブライブ舐めてなって思った。ほんとに。スノハレだけじゃないよ。全曲本当にいい。大好きすぎる。
畑亜貴さんマジで神。ほんとに。ありがとう。
YouTube公式ライブ映像リンク↓↓↓
だから俺にとってラブライブ!μ'sってのは、オタク人生の中で惜しかったものなんだよ。
オタクになった時には既に終わってたコンテンツ。マジで悔しい。俺と同世代の奴はみんな同じ感覚共有してる。だからμ'sラストライブ行きたかったよなぁって話ばっかしてる。
おい、お前だよ。見てるか?μ's見れるぞ!センター当日だけど。
ほんとに行きたいなぁ。ラブライブフェス。
でもレギュレーションが厳しいんでしょ?Aqoursは。バンドリとかそこらへんの異常なレギュ規制について全然よく知らないけどさ、これだけは言わせて?
「何しにライブ行くの?突っ立ってペンライト振ってるだけでほんとに楽しい?心の底から高まらないの?高まらないんだったら全員着席で双眼鏡ずっと覗いてろよ」
ってね。ライブとコンサートは違う。過剰なレギュ規制は演者もがっかりすると思う。観客が突っ立ってるだけじゃ演者も楽しくないでしょ。ジャンプして足攣ってそれでもジャンプして、それがライブだよ。オルスタはそれに圧縮があるだけ。
ライブの本質は自分が楽しむって事でしょ?ぶっちゃけると他の人のことはあんま考えなくていいと思ってる。(明らかな厄介以外はね)しかも、厄介って多少いた方が盛り上がるでしょって思ってるけどどう?
これはマジで完全な自己中な考え方だけど俺はこう思ってる。
スノハレのUOって本当に演者ですら羨ましいと思うレベルに綺麗なんだよ?
uo禁止って言ってる意味本当にわかってんの?
まだuo禁止って言われたわけじゃないけどサンカスに屈するようなμ'sじゃないということを信じてるよ。
あとどんな形でμ'sが出るのかってことだけだね。個人的にはμ'sのラストライブもう一回やれって言いたいけど、あのラストライブでμ'sが一回綺麗に結びを迎えたってことは分かってる。
だから二度とμ'sは出てこなくても良いって思ってる自分もいて。だけど見たいじゃん。わかるかな?
だからどんな形になるのかなって思う。
μ'sとして“声優”であるという事に誇りを持ってる先輩としてAqoursに背中で見せてやって欲しい。サンシャインっていう一つのコンテンツで生きてるような“声優”に見せてやれ。
だからこれだけは頼む言わせてくれ。
Snow halation だけはコラボしないでくれ🙇♂️🙇♂️
あれはμ'sの代名詞と言っても過言ではない。
だからあれはμ'sだけのもの。
サンシャインが歌っていい曲じゃない。
ほんとはμ'sはμ's、サンシャインはサンシャイン、虹ヶ先は虹ヶ先ってやって欲しい。
だけど絶対コラボするじゃん。コラボするな、とは言わない。だけど。
お願い。スノハレだけはやめてくれ。ほんと。
頼むマジで。本当にお願いします。間違って最後まで読んでしまったランティスのスタッフさん、偉い人。マジでお願いします。
あとこっそりチケください。
まぁそんなわけで
俺にとってμ'sは、
μ'sをこれまで見てきた人とは違う意味で
思い入れがあるんだよね。
だからね、本当に行きたいんだよね。
うん。ただただ本当に行きたい。
あとフェスは1月18.19日だけどぼくの誕生日は1月16日です。
おまけ。
μ'sが一線を引いた事で自身もオタクを他界した奴らがこのラブライブフェスをキッカケにまた2日間だけのオタク復帰するってなかなか心にくるものがあるよね。
「おー、〇〇!元気してたか?お前あのあとどうした云々」
「えー!お前△△!?変わったなぁ…。今は立派な営業マンかぁ。あの頃あんな事やったの懐かしいなぁ云々」
「え、〇〇と△△じゃん。久しぶりじゃんw」
「□□!お前は変わらないなぁwwww」
〜フェス後〜
「μ'sやっぱ良かったよな。俺らが心から愛してやまないコンテンツがまたこうして観れる機会があって。感謝しかないよなぁ。。。」
「ほんとな。ありがてぇよ、マジで」
「…。」
「…………。」
「でもオタクの自分とも暫くお別れかな」
「そうだな…」
「ああ」
「行くんだろ?」
「この後会社に戻るんだろ…?」
「ああ、クライアントが待ってるかな」
「じゃあな、とは言わないよ。またな」
「そうだな、またな。いつかまたこうしてみんなでμ'sってコンテンツに導かれることがあるよな…」
「じゃあ、俺はもう行くから」
「そうか、いってらっしゃい」
「頑張ってな」
「お前こそ頑張れよ」
こうしてμ'sの再登場とともに戦線に復帰したラブライバー達はもとの社畜の日常へと帰っていくのだった。(完)
はい。そーゆーことです。是非是非よろしくお願い致します。